沖縄ファミリーマート(那覇市)は7日から、民泊物件の電子キーを開ける際に使うQRコードを印刷した「チェックイン専用チケット」を店頭の情報端末で発券する。このほど民泊仲介サービスを手がける沖縄県空室対策事業協同組合と業務提携した。専用チケットの発行が鍵の受け渡しの代わりになり、沖縄ファミマの店舗が民泊のチェックイン拠点となる。

同事業協組が扱う物件には電子キーが付けられている。宿泊者はスマートフォン(スマホ)に専用アプリをダウンロードし、沖縄ファミマで発券したチケットにあるQRコードを読み取ればスマホを使ってドアの鍵を開けられる。沖縄ファミマには手数料が入る。

同事業協組は建設や不動産会社、設計事務所など6社が参加し、空室を活用した民泊マッチングサービスの「コンビニアム」を展開している。現在取り扱うのは沖縄県内の十数物件。これまでは各物件にQRコードを貼り付けていたが、今後は全て沖縄ファミマで発券する方式に切り替える。

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